滝凍る(=氷瀑)長野!横谷渓谷の乙女滝!マイナスイオンたっぷり!

2018/02/20

今日は、奥蓼科温泉郷にある横谷渓谷の氷瀑をお届けします。

JR茅野駅から車で約40分。

横谷渓谷は渓流に沿って遊歩道が続き、

いくつかの滝や巨岩・奇岩があり、

マイナスイオンをたっぷり体感できる癒しの場所です。

秋は紅葉・冬は氷瀑の絶景がみられるとか・・・。

氷瀑を見てみたいと思い、茅野駅でレンタカーを借りて出かけました。

何の準備もしていなくて、靴も普通のスニーカーだったので、

遊歩道を歩いてまわることはできませんでしたが。

車で行ける「乙女滝」と「おしどり隠しの滝」を見に行きました。

横谷渓谷氷瀑

【横谷峡遊歩道案内図】

氷瀑は山々からしたり湧いた水滴が、凍りながら昼夜の寒暖差により成長し、見事な氷の芸術品になったものです。

「おしどり隠しの滝」

横谷渓谷入口の駐車場を目指して行ったのですが。

どこで道を間違えたのか?

『湯みち街道』という道をどんどん上って行き、

奥蓼科温泉郷という看板がある駐車場にたどり着きました。

上ってくる間、行き交う車は1台もなく、ちょっと不安に・・・。

駐車場の近くで写真を撮っているおじさんが一人だけいたので声をかけました。

▲駐車場の反対側の明治温泉の看板のある道を下っていくと、

見事な滝があるよ、と教えてくれました。

車を置いて、雪道を滑らないよう慎重に歩いて行きました。

「横谷渓谷遊歩道」とは書いているものの、雪が積もって、どこが道なのか?

「おしどり隠しの滝」に続く梯子のような階段があり下りてみると。

▲見えました!氷瀑とまではいきませんが・・・。

雪景色の「おしどり隠しの滝」です。

▲何層にもなって流れています。

雪の間を縫って、豪快に流れてきます。

マイナスイオン独り占めで気分は最高!

教えてくれたおじさんに感謝です!

この滝を見ずに、そのまま引き返すところでした。


「おしどり隠しの滝」の名前の由来は

「この谷はオシドリの格好のすみかで猟師が再三再四射ったが滝に隠れてしまい捕ることができなかったことから滝の名がついた。」と言われているそうです。

駐車場にもどり、今度こそ横谷渓谷入口の駐車場を目指し走行。

「乙女滝」

横谷渓谷駐車場にたどり着きました。

車を停めて「乙女滝」まで徒歩で約5分。


ここは、観光客が結構くるのか、乙女滝までの階段も整備されたものでした。

そこが盲点!

この階段なら大丈夫と、普通の足取りで歩いて下りていくと。

いてぇてぇてぇ~!

すってんころりん!

階段が凍っていました・・・。

何とか起き上がりセーフです!

やっぱり、油断は禁物ですね!

階段を下りると「乙女滝」が見えました!

「乙女滝」も完全には凍っていなくて水は流れていましたが・・。

▲凍りついた部分は、レースのカーテンが輝いているようで。

自然のみごとなアートに、いつもびっくりさせられます!

と思いきや、

「乙女滝」は人工的に作られた滝だった!

▲「乙女滝」は、農業用水路として造られた『大河原堰』(おおがわらせぎ)の一部だった!

『大河原堰』は
坂本養川(さかもとようせん)が、この地区の農業用水不足を解消するため、高島藩に請願し1792年(寛永4年)に開創された農業用水路です。
自然の地形を活かした画期的な水路だそうです。

しかし、凍ってレースのカーテンのように輝いて見える現象は、

紛れもなく自然現象そのものですから・・・。

マイナスイオンもたっぷり・・・。

「乙女滝」の名前の由来は、乙女が滝に打たれて願い事を祈ったからとか・・・。

滝の形とは関係ないようですね。

二つの滝を眺めながら、大自然の静かな朝を満喫しました。

次回は新緑・紅葉の時期に、遊歩道をゆっくり散策したいですね。

横谷渓谷基本情報・アクセス

横谷渓谷詳細は蓼科中央高原観光協会HPから

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