和歌山県の絶景スポットへドライブ!新和歌浦・雑賀崎・加太!

2018/01/15

何十年ぶりかで、和歌山県の新和歌浦・雑賀崎・加太をドライブしました。

小学生の頃、9歳年上の兄と、バイクでよく海水浴に来た場所ですが、ほとんど景色は記憶していません。

ただ、バイクのマフラーが熱くなり、私のふくらはぎがマフラーに触れてやけどしたのを鮮明に覚えています。

大阪から加太へ行く途中にライダーのメッカと言われていた大川峠がありました。

道幅が狭く、自動車事故も多かったようで・・・。

今は新トンネルができ、峠の道は車とバイクは通行禁止になったようです。

大川峠という標識を見て、ふくらはぎのやけどが懐かしく蘇ってきました。

雑賀崎

新和歌浦・雑賀崎は、昔は、観光客で賑わっていましたが、今は閑散としています。

寂れて廃墟と化した旅館もチラホラ・・。

和歌浦は古代から景勝地だったようですが。

1970年代から開発が始まり、景勝海岸の大半が失われました。

雑賀崎は和歌浦に残された唯一の自然海岸景勝地だそうです。

今日は、天気も良く景色は最高!

雑賀崎灯台

雑賀崎灯台からは、眼前に紀伊水道に浮かぶ双子島・中ノ島・大島と番所の鼻を眺めることができます。

今日は眺望がよく、遠くは、六甲山・淡路島・四国まで薄っすらと見えます。

ここは、瀬戸内海国立公園指定特別地域だそうです。

風光明媚なはず・・・。

雑賀崎灯台は、中世に雑賀崎城があった鷹の巣と呼ばれる崖の頂上にあります。

初点灯は1960年3月31日という比較的新しい灯台です。

和歌山市が観光用展望施設を建設した際に展望台の上に設置されました。

海上交通の要衝である紀伊水道に面しているということで海上保安庁が設置したものだそうです。

番所の鼻

雑賀崎には「番所の鼻」という、リアス式海岸の一部で、平坦で海に長く突き出た地形があります。

昔、紀州藩の海岸十数カ所に海の防備見張り番所がありました。

その中でもここは和歌山城に最も近い番所として重要な所だったようです。

また戦国時代、鉄砲集団として根来衆とともに、雑賀孫市を頭領とする雑賀衆で有名です。

番所庭園

「番所の鼻」には、海を借景とした『番所庭園』が造られています。

島々の向こうに夕陽が沈んでいく光景は、今年最初の絶景美です。

いにしえより、万葉びともここを訪ねて、一句詠まれたようですよ。

“紀の国の 雑賀の浦に 出で見れば
海女の燈火 波の間ゆ見ゆ”

万葉時代(724年)10月、聖武天皇が大和の都から、お供の公家や宮廷人達と、和歌の浦に行幸された折、藤原卿が「雑賀の浦」の漁火を見て詠まれたといわれている歌です。

私も一句詠めればいいですが。無理ですね~・・・。

自分が生まれ育った故郷の近くに、こんなに美しい景色があったことに感動です。

またここは、私の大好きなサスペンスドラマのロケ地として紹介されています。

「科捜研の女」「船越英一郎主演サスペンスドラマ」「水戸黄門」等々・・・。

雄大な景色を眺めながら、バーベキューを楽しむこともできます。

夏には、プライベートビーチで海水浴。

釣りは1年中、磯釣りができるようで。

庭園内は、万葉集に詠まれている植物や、四季折々に咲くお花が植えられています。

今は、スイセンが潮風に揺れながらきれいに咲いていました。

番所庭園公式サイト

今日は潮風はとても冷たく、この冬一番の寒さで、

ここ和歌山の地も、雪がちらほら舞っていました。

海洋眺望絶景の地をめぐり、

2018年、いい初ドライブができた一日でした。

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