北鎌倉「明月院」へ日帰りドライブ!雨に濡れる「あじさい寺」を散策!

2017/06/22

明月院(めいげついん)は、北鎌倉にある臨済宗建長寺派の寺院です。

明月院は、禅興寺という寺の塔頭でしたが、本体の禅興寺は明治初年頃に廃絶し、明月院のみが残っています。

静かでひっそりとたたずむ雰囲気は、心癒されます。

境内にはアジサイが数千本も植えられアジサイの名所として「あじさい寺」とも呼ばれています。

雨に濡れる風情ある「あじさい寺」を散策に出かけました。

明月院

明月院の起源

♠明月庵としての起りは永歴元年(1160年)。
♠その後北条時頼が1256年この地に最明寺を建立。
♠その子の時宗が禅興寺として再興。
♠さらに後、関東管領上杉憲方によって禅興寺の塔頭となり明月庵から明月院となる。
♠塔頭(たっちゅう)とは、高僧を慕って弟子が墓の側に構えた寮舎や大寺院の支院を指し、明月院の場合は支院。
♠明治初年禅興寺は廃寺となり明月院が残る。

雨に濡れる「あじさい寺」アルバム

参道から竹林散策路の明月院ブルー

総門から中門へ続く石段の参道の両側には数多くのアジサイが植えられていて,梅雨のこの時期は、明月院ブルーがきれいです。 今日は、しっとりというよりも、暴風雨に近い雨模様ですが(T_T)
参道の近くには,美しい樹木や竹林をめぐる散策路もあります。
橋から川を眺める兎と亀がかわいらしい~!(^^)!

明月院参道

橋から川を眺める兎と亀

雨に濡れる紫陽花の明月院ブルー

竹林と紫陽花

明月院本堂

本堂の一室奥にある丸窓は”悟りの窓”といわれ,この窓を通して本殿裏の庭園を観ることができます。

本堂のそばの六地蔵

本堂の前の枯山水庭園

開山堂

禅興寺の明月院境内にあった宗猷堂を、のちに開山堂としたものです。
堂内中央に開山密室守厳の木像,向かって左に最明寺,禅興寺,当院の歴代の住持の位牌が祀られています。

明月院やぐら

明月院やぐら(羅漢洞)。やぐらは鎌倉時代に多く造られた洞窟墳墓。明月院のやぐらは間口7m、奥行き6m、高さ3mと現存する鎌倉時代のやぐらとしては最大級です。もともとは1160年の平治の乱で戦死した山ノ内俊道の菩提を供養したものといわれています。

開山堂の側にある瓶ノ井

見る事はできませんが内部が水瓶のように膨らんでいることから名付けられたそうです。今でも名水をわき出す現役の井戸です。

情報・アクセス

●住所
〒247-0062
鎌倉市山ノ内189

●電話
0467-24-3437

●拝観料
300円(6月は500円)

●拝観時間
9:00~16:00(6月は8:30~17:00)
※原則として、閉門の30分前までに入場。

●休日
年中無休

●駐車場
なし

【明月院へのアクセス】
JR北鎌倉駅下車、徒歩約650m。

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