2019/08/15
北アルプスで、はじめての縦走登山にチャレンジ!
栂池自然公園登山口から、白馬乗鞍岳・雲上の火山湖「白馬大池」を経由して、百名山「白馬岳」を目指しました。
下山は、白馬山荘から猿倉へ。大雪渓をアイゼンつけて下りました。
1日目は「白馬大池山荘」、2日目は「白馬山荘」泊の2泊3日の山行です。
3日間とも、天気は快晴!
心地よい涼風を感じながら、
雄大で美しい北アルプスの稜線歩きを楽しむことができました。
神秘的な白馬大池へ
第1日目は、「白馬大池」を目指して、栂池自然公園から約4時間のトレッキングです。
白馬大池とは
♣長野県北安曇郡小谷村の標高2,379mにある雲上の火山湖。
♣水が流入する水源はなく、北アルプスの雪どけ水を湛える雲上の火山湖。
♣水深は4m位で秋には3m位になる。
♣北アルプス第2位の広さを誇る火口湖。
♣池の中に魚はいないが、黒サンショウウオが生息している。
♣夏には湖周辺にチングルマやハクサンコザクラ、ハクサンイチゲなどを中心とした高山植物のお花畑が広がる。
白馬大池までのルート
【今日のコースタイム】
10:00栂池自然園登山口(標高1,850m)⇒11:50天狗原(標高2,202m)⇒13:30白馬乗鞍岳(標高2,469m)⇒13:50白馬大池(標高2,380m)
▲栂池高原スキー場のゴンドラリフト、栂池ロープウェイを乗り継いで山頂駅の栂池自然園駅で下車。
標高1,850mまで一気に登ります。
栂池自然園ビジターセンターの手前から登山道に入ります。
樹林帯を登っていきます。
今日は、顔に虫が寄ってくることなく、ネットなしで歩けました。
しばらく歩くと、
銀嶺水と書かれた水場があり、冷たい湧水がこんこんと流れ出ていました。
冷たくて、めちゃくちゃおいしい~!
ペットボトルに水を補給して、いよいよ出発です。
大きな石がゴロゴロとした歩きづらい道を登って行きました。
▲天狗原(てんぐっぱら)まで上がると視界が開け、
ちょっとここで一休み・・・。
▲木道周辺の池塘にはヒオウギアヤメなどの高山植物が咲いています。
一息ついて、さあ出発・・!
安山岩の大きな石がごろごろした道が続きます。
結構キツイ登りで、息が切れて、はあ~はあ~!!
▲岩登りの先に雪渓が見えてきました。
そして、雪渓を右にトラバースします。
さらに登っていくと、広大な景色が目の前に現れました!
白馬乗鞍岳です。
ハイマツの間を進んで行くと、大きなケルンが見えてきました。
▲白馬乗鞍岳の山頂を示すケルンです!
ハイマツの枝は風で折れないように弾力性があり、とてもしなやかです。
山頂を示す大きなケルンが立っている所と地図上での山頂は少し異なるそうです。
▲途中、雷鳥の親子に出会いました。
子供が見えなくなると、親鳥は鳴き声を発して子供を探し始めました。
▲白馬乗鞍岳山頂から白馬大池までは、約20分で到着。
予想通り、美しい雲上の火山湖です。
面白い形の雲が、出迎えてくれました。
▲今日は、「白馬大池山荘」で宿泊です。
シーズン中の山小屋は、大勢の人でぎゅうぎゅう詰めになりますが。
今日は、一人一枚の布団で眠れそうです。
去年、トイレをリニューアルしたらしく、洋式になっていてきれいでした!
▲夕立の後には、綺麗な虹が二重に現れました。
夕方5時に夕食。
今日のメニューはカレーです。
お腹はぺこぺこ!山で食べるカレーは格別です!
売店で明日の食料を少し調達しました。
パン200円・ポカリスエット500円也。
山小屋の消灯時間は夜9時。
満天の星空を見たくて、午後9時と午前2時に外に出てみましたが。
ちょっと雲がかかっていて、天の川が見えなくて残念・・・。
明日はみれるといいなぁ~・・・☆☆☆
【白馬大池周辺】