2019/06/01
日本百名山の一つ大峰山(八経ヶ岳)へ登って来ました。
大峰山系は昔から修験道の山です。
いまだに女人禁制の山もあります。
世界遺産にも登録されている大峯奥駈道。
原始林が美しい大峰山は、
アルプスの山々とは違った魅力があります。
大峰山系の山々は、険しい楽な道ではないと覚悟していましたが。
ゴロゴロの石というか岩というか、道なき岩壁を登る感じで。
道しるべの赤いテープも少なく、なかなかのサバイバルでした。
ゆっくりゆっくり登って下りて約7時間の行程。
スリルがあって、まさに修行の山道を体験しました。
大峰山(八経ヶ岳)って?
♠奈良県吉野郡天川村と上北山村の境界に位置する山。
♠深田久弥の日本百名山では、大峰山1915mとあり八経ヶ岳を指している。
♠近畿地方の最高峰。
♠周辺のトウヒ、シラビソの原始林は国の天然記念物。
♠ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている。
♠初夏にはシャクナゲやシロヤシオが咲く。
♠7月初旬にはオオヤマレンゲの群生が見られる。▼
今日のコースタイム
8:20行者還トンネル西口⇒9:20奥駈道出合⇒聖宝ノ宿跡10:30⇒弥山小屋11:40 昼食(30分)⇒八経ヶ岳12:40⇒弥山小屋13:20⇒下山13:30⇒聖宝ノ宿跡⇒奥駈道出合⇒16:30行者還トンネル西口
距離:約10km
コースタイム:約7時間
標高差:約900m
難易度:★★
日程:日帰り
今日のアルバム
▲トンネル西口のすぐ右手の登山口から入ります。
▲道がわかりずらい~!
▲天気が良く眺めは最高!
▲大峯奥駈道出合
▲奥深い森の中を歩き、弁天の森に。
▲聖宝ノ宿跡
江戸時代に安置された、大峯中興の祖といわれる理源大師聖宝の坐像があります。
▲急な登り坂が続き、ブナの原生林を抜けさらに進むと弥山山頂に到着。
▲弥山から眺める八経ヶ岳。
八経ヶ岳へ向かいます。ここからも、石がゴロゴロで歩きにくい登山道です。
▲オオヤマレンゲの群生地。7月には満開のオオヤマレンゲを見れるそうです。
▲八経ヶ岳山頂に到着。
頂上には誰もいなくて、360°の絶景を貸切!(^^)!
▲八経ヶ岳山頂より大峰の山々を望む!
帰りは来た道を戻って下山します。
まめ知識
大峯奥駈修行が行われるようになったのは大峰信仰と熊野信仰が結びつく平安時代以降とされている。このころになると吉野と熊野を結ぶ全長150kmの大縦走が盛んに行われ、七十五靡(なびき)と呼ばれる霊所で説教し、約2カ月もかけて修行したという。厳しい修験道の精神は現在も受け継がれ、山上ヶ岳周辺は今なお女人禁制を守る(出典:ウィキペディア)
(出典:吉野町HPより)