あきる野市「広徳寺」の紅葉!イチョウが黄金色に輝いています!

2017/11/10

秋川渓谷Part2!

またまた、秋川渓谷にやって来ました。

今日は天気も良く、武蔵五日市駅の前の駐車場に車を停めて、秋川沿いに広徳寺まで歩きました。

駅の観光案内所の方が、「今日は、広徳寺の紅葉が最高だよ!」と教えてくれたので。

武蔵五日市駅から広徳寺までは、川沿いにゆっくり歩いて約40分。

▼平日の秋川の河川敷は、観光客もいなくて静かで、釣りをしているおじさんが一人・・・。

どうやら、釣れたようですね!よかった!よかった!

秋川の水は、透き通るぐらい綺麗で、陽の光が水面できらきら輝いています。

のどかでほんとに気持ちのいいところです。

▼突然、鳥の鳴き声が!

見上げると、上空でトンビとカラスが喧嘩しています。

意外にもカラスの方が強くて、びっくりです!

やっぱり、カラス怖~い!

▼秋川沿いに歩いて行くと、聖牛(ひじりうし)という看板がたっていました。

これは、川の流れの勢いを弱めるために考えられたもののようです。

日本の河川は急流のため災害が多かったので、戦国時代から自然をうまく利用して身近な物を材料にして考えられた「伝統的河川工法」だそうです。

先人達の生活の知恵は、ほんとにすごいですね!

▼秋川からははずれ、広徳寺への道に向かいました。

広徳寺手前の500mの道は、かなり急な坂道です。

▼息をきらしながら歩いていくと、苔むした茅葺屋根の総門が見えました。

「広徳寺」は、臨済宗建長寺派の寺院で、応安6年(1373年)に創建された古刹です。

この総門に掲げられている扁額は出雲松江藩主松平治郷(不昧公)の筆による物とのこと。

不昧公の名前は、記憶に新しい。松江藩7代藩主で茶人として有名な人でした。

松江に不昧公が建てた「明々庵」という茶室がありました。

訪れた先々で、歴史上の人物や事件がつながっていくのも、旅の面白さの一つですね。

▼山門をくぐると、黄金に輝くイチョウを背景に、茅葺屋根の風格ある総門(江戸時代中期の建造物)が建っています。

なんと美しい~!!

▼さらに総門の向こうには、2本のイチョウの大木と、その奥には本堂があります。

ほんとに「今日は、広徳寺の紅葉が最高だよ!」と言われて来てみましたが、想像以上です!

▼光の当たる角度によって、微妙に違った黄色が見えます。

青空とのコントラストも見事!黄金色のじゅうたんもすばらしい!

▼老人ホームから車いすで来ていたおばあさんやおじいさん達も、この景色に感動の笑みが・・・!

境内には、東京都の天然記念物に指定されている都下最大級のカヤ(24.5m)やタラヨウ(19.1m)、もあります。

▼誰かが、『タラヨウ』の葉っぱの裏に願い事を書いていますね。

タラヨウは、「葉書の木」として、郵便局のシンボルツリーになっています。

タラヨウの葉の裏に先の尖ったもので字を書くと鉛筆で書いたように黒い跡が残るという性質があるためです。

実際に、タラヨウの葉っぱをハガキとして送ることもできるそうですよ。

黄色に染まる静かな風情ある境内をのんびり散策しました。

今日も自然のアートにめぐりあい、至福のひとときに感謝です!

広徳寺の紅葉を堪能し、近くの「小和田」バス停からあきる野市循環バスで武蔵五日市駅までもどりました。

広徳寺は、秋川渓谷おすすめの紅葉スポットです。

広徳寺へのアクセス情報

住所:東京都あきる野市小和田234
電話番号:042-596-0021

【車利用】
圏央道あきる野ICより約20分

【電車・バス利用】
JR五日市線 武蔵五日市駅から西東京バス払沢の滝入口、小岩、藤倉、数馬または上養沢行きに乗車して「上町」下車、徒歩15分

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