東北新幹線日帰りの旅!「はやぶさ」で仙台へ!るーぷる仙台バスで観光スポットめぐり!

2016/12/09

大人の休日倶楽部パス『JR東日本全線4日間乗り放題』のチケットで、4日連続新幹線日帰りの旅をしました。
今回は第2日目、東北新幹線はやぶさ5号東京発8:20⇒仙台着9:51で仙台へ。
仙台駅から、るーぷる仙台バスで、瑞鳳殿・仙台城跡・大崎八幡宮をめぐりました。

2日目 東北新幹線はやぶさで仙台へ


仙台駅に到着。まずは、るーぷる仙台バスのりばへ。

るーぷる仙台とは

るーぷる仙台は仙台市中心部の観光スポットを結ぶ巡回バスです。車窓から仙台の街並みを眺めたり、お目当ての観光スポットで降車したり、楽しみ方は自由自在です。短時間でもじっくりでも、自分のペースで観光が楽しめます。また、乗り降り自由な一日乗車券(大人620円)を購入すると、沿線施設でさまざまな特典が受けられます。

るーぷる仙台公式サイト

るーぷる仙台ルートマップ

るーぷる仙台バス バスの座席は木製でいい旅気分!

瑞鳳殿 伊達正宗公が眠る霊屋(おたまや)

瑞鳳殿は寛永13年(1636年)、70歳で生涯を閉じた仙台藩祖伊達正宗公の遺命により、その翌年、経ケ峯に造営された霊屋(おたまや)です。桃山文化の豪華絢爛な廟建築として昭和6年(1931年)、国宝に指定されましたが、昭和20年(1945年)の戦災で焼失。現在の建物は、昭和54年(1979年)に再建されました。

霊屋へと続く杉木立の参道

2016最後の紅葉

瑞鳳殿「唐門」

瑞鳳殿へのアクセス・情報

瑞鳳殿公式サイト

仙台城跡

伊達62万石の居城、仙台城(青葉城)。標高約130m、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍家康の警戒を避けるために、 あえて天守閣は設けなかったといわれています。残念ながら今では城は消失し、石垣と再建された脇櫓が往時をしのばせます。政宗公騎馬像の前に立てば、天下取りの野望に燃えた政宗公と同じ視線で、市街を展望できます。
青葉城資料展示館では、コンピューターグラフィックスによる青葉城復原映像などが見られます。周囲には仙台ゆかりの土井晩翠の文学碑も。 平成15年夏、国の史跡指定を受けました。

城跡一帯は青葉山公園となっており、本丸跡からは仙台市内、太平洋を一望できます。
土井晩翠銅像前では「荒城の月」の自動演奏が9:00から18:00までの1時間毎に流れます。
日没~23時まで石垣と伊達政宗公騎馬像がライトアップされ、100万都市仙台の夜景を楽しむことができます。また、本丸会館では22時までディナーを楽しむことができます(21時30分オーダーストップ)。

天守台からの眺め

仙台城本丸跡

青葉山には、伊達氏以前から城があり、初めは千体城、後に千代城と称し、鎌倉時代末期から室町時代中期にかけて島津氏が陸奥守として居城し、室町時代末期には国分荘の国人の国分氏が居城したとも伝えられています。
伊達政宗の叔父でもある城主国分盛重が政宗と対立して出奔すると、千代城は廃城となりました。
政宗は、関ヶ原の戦いの後、徳川家康の許しを得て千代に居城を移すことにしました。1601年1月28日(慶長5年12月24日)に青葉山に登って縄張りを始め、地名を仙臺(新字体:仙台)と改めました。彼が築いた仙台城は、本丸と西の丸からなる山城であり、天守台はあるが天守は造られませんでした。これらの点で時代の流行に背を向けましたが、結果として仙台城は、ビスカイノをして「日本の最も勝れ、又最も堅固なるものの一つ」と言わしめるほど、同時代に比類ない堅城となりました。
しかし、世が泰平となると、山上と麓の往来は不便であったため、伊達忠宗が1637年(寛永14年)に二の丸造営に着手し、翌年完成させました。本丸と同じく広瀬川の内側にありますが、土地は平坦な場所です。伊達家の当主はここに居住し、政務もここで執られました。時期は不明ですが、これと前後して大手門脇、青葉山の麓に三の丸が作られました。これ以降、仙台城は平山城となりました。
江戸時代を通じて、仙台城は火災や地震により何度か建物や石垣の一部を失い、その都度再建されました。戊辰戦争でも仙台が戦場になることはなかったため、仙台城は創建以来一度も攻撃を受けずに要塞としての役目を終えました。(ウィキペディアより)

仙台城跡へのアクセス・情報

仙台観光情報サイト

大崎八幡宮(国宝)

昭和27年国宝指定。慶長12(1607)年、伊達政宗公によって創建されました。
権現造(石の間造)の典型で、本殿・石の間・拝殿が一体となっています。入母屋造(いりもやづくり)、こけら葺で、正面に千鳥破風を付け、向拝(こうはい)には見事な軒唐破風(のきからはふ)を付けています。石の間の格天井(ごうてんじょう)には、多数の草花や薬草が描かれています。内外とも漆塗(うるしぬり)・胡粉(ごふん)下地に彩色を施し、彫刻・金具に飾られ、絢爛たる雰囲気を表しています。桃山建築の傑作です。長床が国の重要文化財に、石鳥居が県の重要文化財に指定されています。1月14日の「松焚祭(どんと祭)」(仙台市指定無形民俗文化財)では、松飾りや古いお札を焚き上げて新年の無病息災・商売繁盛を願うが、この時行われる「裸まいり」は全国的に有名です。また、毎年9月14・15日には例大祭が行われ、9月14日夕刻には能神楽(県指定無形民俗文化財)が、9月15日には大神輿が近隣町内を練り歩き、流鏑馬神事(やぶさめしんじ)が境内で行われます。

平成16年秋、約5年にわたる社殿の保存修理工事が完工。創建当時の秀麗な威容が甦りました。

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社殿の建築と工匠

大崎八幡宮の御社殿は、仙台藩祖・伊達政宗公の命により慶長九年より十二年にかけ、豊臣家召抱えの梅村日向守家次・梅村三十郎頼次・刑部左衛門国次・鍛冶雅楽助吉家といった当世随一の巨匠を招き造営されました。

その様式は入母屋造りの本殿と拝殿とを相の間で繋いだ石の間造りであり、後に権現造りと言われる建築様式は、外観は長押上に鮮やかな胡粉極彩色の組物(斗きょう)や彫刻物を施し、下は総黒漆塗りと落ち着いた風格を現し、拝殿正面には大きな千鳥破風、向拝には軒唐破風を付け、屋根は柿葺と意匠が凝らされています。

拝殿内部には狩野派の絵師佐久間左京の筆に成る唐獅子の障壁画や大虹梁の青龍、石の間の格天井には五十三種の草花が描かれており、俗に左甚五郎の作と伝わる花鳥動植物や説話風の人物など多彩な彫刻が組み込まれ、全体的に美しい調和をなし、安土桃山時代の文化を今に伝える我国最古の建造物であり、その貴重さから明治三十六年特別保護建造物に、また昭和二十七年には国宝に指定されました。

また、御社殿前の長床は創建年月不明ながら御社殿とほぼ同時期の建築として国より重要文化財の指定を受けており、その建築様式は、御社殿とは対照的に簡素な素木造りから成り、端麗にして瀟洒な佇まいを示し、その対比による階調には桃山文化の粋を窺い知ることができます。(大崎八幡宮HPより)

仙台発17:21⇒東京着18:56はやぶさ106号で東京に到着。

今日のひとこと

るーぷる仙台バスで、瑞鳳殿・仙台城跡・大崎八幡宮を巡りました。1日乗車券を使って、自由気ままに乗り降りして、今まで行けていなかった仙台の観光スポットをゆっくり散策することができました。瑞鳳殿と大崎八幡宮は、同時代に造られた桃山文化様式の建築物であること等々、それぞれのボランティアガイドさんから説明して頂き勉強になりました。瑞鳳殿資料館にいた、伊達正宗の容貌像(遺骨を元に復元)は、結構イケメンであることを発見!秀吉・家康・正宗の歴史的な背景や関係が、いろんなところを旅して、繋がっていく面白さを実感できる仙台の日帰り旅行でした!(^^)!

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