世界遺産『毛越寺』へ女子旅!広々とした美しい景観の浄土庭園で癒しの散策!!

2018/09/23

今回は、仙台へ女子二人旅に出かけました。

神戸と東京から、集合場所は仙台空港。

仙台空港からは、レンタカーで平泉へ。

平泉までは、約1時間半。

「中尊寺」とともに世界遺産でもある「毛越寺」を訪ねました。

奥州藤原氏って?

平泉は奥州藤原氏が栄華を築いた地です。

藤原氏は、平安末期、平泉を拠点に陸奥・出羽を支配した大豪族です。

初代清衡、基衡・秀衡の三代で栄華を極めました。

源義経は、兄の頼朝に追われ、四代藤原秀衡のもとに身を寄せましたが。

1189年、四代泰衡は、源頼朝に攻められて滅亡しました。

中尊寺金色堂には,清衡・基衡・秀衡のミイラ化した遺体と泰衡の首が葬られています。

世界遺産「毛越寺」

「毛越寺」は、広々とした美しい景観の庭園があり、「中尊寺」とは全く違った雰囲気・・。

水面に映る青空と真っ白な雲、緑の木々が、なんとも美しい!

「毛越寺」には、芭蕉の有名な句碑がありました。


(中尊寺にある芭蕉像)

“夏草や 兵どもが 夢の後”

▼この句を新渡戸稲造が英訳した句碑もありました。

『The summer grass
‘Tis all that’s left
Of ancient warriors’ dreems.”』

芭蕉の句を思い浮かべながら、

千年以上も変わらない、

美しい庭園と藤原氏の栄華を物語る痕跡を、

心静かに散策しました。

「毛越寺」とは

♠毛越寺は天台宗のお寺。本尊薬師如来。

♠850年円仁の開基と伝える。

♠1105年藤原基衡が再建,中尊寺が比叡山を模したのに対し法成寺に比され,50余の堂塔を備えた壮大な伽藍(がらん)を形成したが,1226年および1573年に焼失。

♠遺跡は特別史跡。2011年世界遺産に登録された。

♠庭園は平安時代の典型的な浄土庭園で,特別名勝。(出典:ウィキペディア)

「毛越寺」の庭園は浄土庭園

浄土庭園とは仏堂と苑池とが一体として配置された庭園だそうです。

庭園は『大泉が池』を中心に造園当時の配石を残しています。

平安時代の典型的な浄土庭園の遺跡だそうです。

日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法を今に伝える貴重な庭園とされています。

今日のひとこと

中尊寺は、比叡山を模して造られたお寺で、結構上り坂がきつかった。

それとは対照的に毛越寺は、開放感のある美しい庭園が印象的。

芭蕉のたどった奥の細道。

義経が兄頼朝に追われたどり着いた平泉。

奥州藤原氏が栄華を極めたこの地を訪れ、

感慨深いものがありましたが。

大人の修学旅行気分で、女子旅を楽しみました!(^^)!

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