2019/08/15
第2日目は、「白馬大池」から「白馬岳」を目指して、
約5時間のゆったりとした稜線トレッキングです。
「白馬大池」から小蓮華山へと続く稜線は、
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」のエンディングの映像が撮影された場所です。(2009年から2011年にかけて放映)
心に残る「Stand alone」の名曲とともに、
あの素晴らしい稜線の映像が蘇ってきます。
そして、ついにやってきたー!
小蓮華山へと続く美しい天空の道・・・。
この足で歩ける幸せに感謝!感謝!
♪♪小さな光が 歩んだ道を照らす
希望のつぼみが 遠くを見つめていた♪♪ 「Stand alone」より
日本百名山「白馬岳」
♣白馬岳(しろうまだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の後立山連峰にある標高2,932 mの山。
♣長野県と富山県にまたがり、中部山岳国立公園内にある。
♣日本最大の雪渓である白馬大雪渓がある。
♣「高山植物の宝庫」と言われている。
♣森林限界のハイマツ帯でライチョウの生息地となっている。
♣「しろうま岳」の名前の由来は春になると雪解けで岩が露出し黒い「代掻き馬」の雪形が現れることから、「代掻き馬」→「代馬」→「しろうま」となった。
美しい天空の道『白馬大池~小蓮華山~白馬岳』ギャラリー
【今日のコースタイム】
6:00白馬大池(標高2,380m)⇒6:50船越ノ頭(標高2,512m)⇒8:00小蓮華山(標高2,766m)⇒9:10三国境(標高2,751m)⇒10:30白馬岳(標高2,932m)⇒11:00白馬山荘(標高2,832m)
午前4:45、日の出とともに、茜色に染まりゆく神秘的な白馬大池の絶景に感動!
午前5:00 朝食。
午前6:00 白馬大池山荘を出発。
▲雷鳥坂と呼ばれるハイマツ帯の中を登っていきます。
残念ながら、今朝は雷鳥さんとの出会いはなく・・・。
▲白馬大池と白馬大池山荘が眼下に・・・。
▲船越ノ頭
▲白馬岳・杓子岳・白馬鑓が岳の白馬三山が見えます。
▲船越ノ頭から小蓮華山を目指し展望の開けた稜線を進みます。
まさに、「坂の上の雲」の美しい天空の道へ・・・。
▲小蓮華山山頂に到着
▲小蓮華山から白馬岳へ向かう白ザレの稜線はハンパない美しさです。
ちょっと、雲がかかってきましたが・・・。
小蓮華山周辺は雷が落ちやすい場所らしいです。
先日、雷が稜線を走るのを見たという方がいました!
▲小蓮華山から三国境(さんごくざかい)に下りてきました。
三国境は長野、新潟、富山の県境にあり、分岐点になっています。
▲この辺りの流紋岩が作る白い砂礫地にはコマクサの大群落が広がっていたようです。
今は、もう終わりかけのようですが。
▲三国境からの登りは、かなりきつかった!このヤセ尾根の馬ノ背を登ると白馬岳山頂が見えてきます。
▲憧れの白馬岳山頂に到着。
雲がかかって景色はみえません。
▲白馬岳山頂から100m下って、白馬山荘に到着。
今夜はこの山小屋で宿泊です。
白馬山荘は、日本最大の山小屋です。(収容人数800人)
この山小屋のトイレも、去年、洋式にリニューアルされ綺麗でした!
▲白馬山荘より白馬岳山頂を望む
▲白馬山荘から剱岳・立山連峰を望む。
何かのまえぶれのような不思議な雲が・・・!
▲杓子岳・白馬鑓が岳
▲夕焼けの剱岳・立山連峰
▲富山湾に沈む夕日
今日のひとこと
憧れの「白馬大池」から「白馬岳」までの縦走登山。
まだまだ登山初心者の私にとって、30Lのリュックを背負っての登りは、かなりきつかった!
しかし、雄大で美しい山々の景色があるからこそ、苦しくても登っていける。
やっぱり、この達成感はクセになりそう!(^^)!
富山湾に沈む夕日は幻想的・・。
今夜は満天の星空☆☆ 天の川も流れ星も観え神秘的・・。
大自然をまるごと体感した一日でした!(^^)!