2018/07/11
今年も日本橋三井ホールで「アートアクアリウム2018」が開催されています。
「アートアクアリウム」とは、8千匹の金魚を使った水中アートの展覧会です。
平日の朝一なので、まだ空いているかと思い日本橋へ出かけてみました。
11時前にはすでに行列ができていましたがスムーズに入場できました。
入ってみると、会場内は大混雑。
優雅に泳いでいる金魚や錦鯉もビックリでしょう!
幻想的な空間で舞い泳ぐ金魚や錦鯉・・・。
真っ暗な中で、水槽の色が赤になったり、青になったり・・・。
Contents
アートアクアリウムとは
この展覧会は、『アート、デザイン、エンターテイメント』と『アクアリウム』が融合した水中アート展覧会です。
今年で12年目を迎え、これまでに累計835万人が来場したそうです。
会場は、東京・名古屋・上海の3会場。
今年の東京会場のコンセプトは『真の日本』。
数千匹の金魚や錦鯉が日本的な作品の中で優雅に泳ぐ姿を鑑賞することができます。
開催期間:7/6(金)~9/4(月・祝)
会場:日本橋三井ホール
幻想的な空間へ
入口を入ると、天井から金魚たちがお出迎え。
▲『天井金魚』
江戸時代の豪商が、ガラスの水槽を天井に作り、金魚を見上げて観賞していたという伝説をもとに作られた作品だそうです。
天井の格子の一つ一つが水槽で、色が変化する中で金魚たちが気持ちよさそうに泳いでいます。
▲『アースアクアリウム・ジャポニズム』
地球をイメージした直径約1.5mの丸い水槽の中を錦鯉が乱舞しています。
とても涼しげで美しい・・・。
▲金魚が密集しているメイン水槽『花魁(おいらん)』
水槽の色は、シャッターをきった瞬間、別の色に変化していきます。
三千匹の金魚たち!迫力ある~!
▲屏風をモチーフにした大型作品『大政奉還金魚大屏風』
幅約5.4mの大型の新作品です。屏風には、大政奉還の時期と、その前後の、3つの時代を表現したプロジェクションマッピングが映し出されます。
屏風の中で、色とりどりの金魚が舞い、屏風の色も変化していき、なんとも優しい淡い色が和のテイストを感じさせてくれます。
▲また、他にも大小さまざまな水槽が設置され、珍しい種類の金魚たちが泳いでいました。
▲日本刀『翔英美天命(しょうえいびてんめい)』
刀身に金魚の彫刻が施された日本刀です。
800年の伝統を受け継ぐ、奈良県指定無形文化財の刀工・月山貞利(がっさんさだとし)とのコラボレーションにより誕生したそうです。
金魚の日本刀なんてユニークでかわいい!
▲『床掛け金魚飾』
美しい滝の映像が彩る掛軸です。
金魚の動きに合わせて、動的に絵をAIが描いていくデジタルアートだそうです。
ちょっと不思議な感覚でした・・・!
▲「獺祭」を販売するバーカウンターもありました。
19:00以降の「ナイトアクアリウム」の時だけ販売しています。
飲みながら、涼を感じつつゆっくり鑑賞するのもいいですね。
混雑しなければの話ですが・・・。
また、能や狂言、京都の舞妓・芸妓による京舞、大衆演劇による花魁の舞、DJプレイ、ジャズバンドのライブなどスペシャルステージも開催されるそうですよ。
イベント基本情報
「ECO EDO 日本橋アートアクアリウム 2018 ~江戸・金魚の涼~ & ナイトアクアリウム」
詳細は⇒こちらから