2018/05/18
東京都の所有する視察船「新東京丸」に乗船してきました。
東京都民でなくても、申込みをすれば誰でも無料で乗船できます。
土曜日は青海埠頭から乗船して、東京港をぐるっとまわり東京湾にも出て、青海埠頭に帰ってくる1時間半のコースです。
▲視察船内には、中央に重厚感のある大きなテーブルがあり、豪華な革張りのイスが設置されていました。
20億の新しい視察船も建造中ということで、物議を醸しだしている視察船ですが・・・。
ガントリークレーンって?
東京港には、いくつかのコンテナ埠頭があり、船上から眺めました。
埠頭には、赤と白のしましまのクレーンが颯爽と並んでいます。
キリンのような形をした「ガントリークレーン」という巨大なクレーンです。
まさに「海のキリン」です!
高速道路を走っている時など、遠くから眺めていたクレーンですが。
間近で見ると迫力があって、それぞれ表情が違いなかなか面白い!
ガントリークレーンは、世界中の貿易港のほとんどに設置されています。
コンテナ船が着く港湾に設置され、陸から船へ、船から陸へ、コンテナ貨物などの積み卸しをする役目を果たしています。
操縦室は、地上から約50mのキリンの股の高さにありガラス張りです。
ガントリークレーンの操縦士は、『港湾の花形』と言われているそうです。
免許をとったからといって、すぐにはガントリークレーンの操縦士にはなれないそうで。
港湾にある他のクレーンの操縦士を経験して、技術を認められた人だけが選ばれて、
ガントリークレーンを操縦できるそうです。
30〜40トンもあるコンテナを、ベテランだと1個につき1分12秒、1時間に最大50個のコンテナを積み下ろしできるというから驚きです!
海外では平均20~30個というから、日本の技術の高さはぐんを抜いているようです。
東京港をぐるっと回って、たくさんのキリンたちに出会い、東京港は貿易港なんだということを実感しました。
ガントリークレーンを間近でみて、巨大さに圧倒され、いかに大きな役割を果たしているかがわかりました。
ガラス張りの操縦室も見えて、50mの高さから、正確に迅速に巨大なクレーンを操縦している人達の技術力に脱帽です!
ぜひ一度、視察船「新東京丸」に乗船して、船上からの東京港を楽しんでみてくださいね!(^^)!