2017/12/03
映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、子供の頃に初めて観た映画です。
綺麗なアルプスの景色やザルツブルクのロマン溢れる街並みが印象的で、
いつか行ってみたいと、ずっと願い続けていました。
そして、四十数年の時を経て、憧れのザルツブルクに母娘二人で旅することに。
ドイツ語はもちろん、英語も満足に話せない母娘二人の珍道中です。
航空券・鉄道・ホテルはすべてネットで予約し、いよいよ出発!
ミュンヘンからザルツブルクへ
【空路】羽田1:00発⇒フランクフルト経由⇒ミュンヘン8:55着
空港から電車でホテルのある最寄駅まで移動。
車中で、この電車でいいのか地図を見ながら悩んでいると、
一人の綺麗なドイツ人女性が声をかけてくれ、親切に教えてくれました。
まずは、ドイツ人の優しさに感動!
ミュンヘンでは、マリエン広場などを散策して、ホテルで1泊。
思った以上に寒くて、スタバでコーヒーブレイク!
▲マリエン広場では、マーケットをやっていて大勢の人で賑わっていました。
やっぱり、ソーセージは美味しい~!
▲翌日、トラムでミュンヘン中央駅へ。
駅には改札口がなく、開放的!
駅のプラットホームも寒くて、ここでもスタバで温かいコーヒーを一杯!
無事、ザルツブルク行きの列車に乗り込みました。
ザルツブルク
ミュンヘン中央駅8:27発の列車に乗り、10:00にザルツブルク駅に到着。
ついに、憧れのザルツブルクにやって来た~~!
▲ザルツブルク駅からバスに乗りホテルに到着。
ザルツブルクの街は、意外に車も人も多い!
旧市街は、ヨーロッパの中世の街にタイムスリップしたような錯覚に・・。
こじんまりとした伝統的な綺麗な街並みです。
▲ホテルからは、ザルツブルクのシンボル「ホーエンザルツブルク城」を眼前に眺めることができます。
ウンタースベルグ山
今日のザルツブルクは曇り空ですが、まずは、ウンタースベルグ山へ行くことに。
ホテルの近くのバス停から、バスにてウンタースベルグ山ケーブル駅へと向かいました。
途中、乗り過ごしてしまい、次のバス停で下車。
時刻表をみると、1時間以上はバスは来ません。
仕方なく、徒歩で戻ることに・・・。
人っ子一人、誰も見かけない道を、テクテクと歩きました。
▲景色を眺めながら歩いていると、なぜか、
後ろからバスが走ってくるのが見え、思わず両手を振ると、
運転手さんがバスを停めてくれ、私達を乗せてくれました。
ほんまに助かった~!
ザルツブルクの人の優しさにも、またまた感動~!
無事、ウンタースベルク山のロープウェイ駅に到着。
▲ロープ―ウェイで山頂駅まで登ると、そこは青空と雲海と白銀の世界!
下界は曇り空、山頂は絶景!
雲海がなければ、眼下のザルツブルクの街並みを一望できたのですが・・・。
このウンタースベルグ山は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」で、
最後に歩いて山越えをするシーンに使われています。
トラップ一家が山越えをするラストシーンが頭の中で蘇り、
「すべての山に登れ」の歌が流れてくるようです♪♪~
映画のシーンは、雪山ではなかったけどね!
しばし、雪道を散策・・・。
山頂のレストハウスでランチをいただき、ロープ―ウェイで下山。
ヘラブルン宮殿
次は、ヘラブルン宮殿へ
ロープウェイ駅から中央駅行きのバスに乗り、途中下車してヘラブルン宮殿へ
▲ヘラブルン宮殿には、水を使った仕掛けがおもしろい庭園があります。
その仕掛けは主にいたずら目的で作られたということで、暖かい日は結構水をかけられます。
水の庭園は、グループのガイドツアーで見学します。
同じグループでは、日本人は私達だけ。
説明は英語とドイツ語の両方ですが、
説明はわからなくても目で見て体験して楽しめるので大丈夫!
ガイドさんはイケメンの男性で、いたずら心もあり、ユーモアをまじえて案内してくれました。
突然水が噴き出して来たり、水力で王冠を浮かせてみたり・・・。
ドッキリやユーモアたっぷりの、おもしろいツアーでした。
▲また、ヘラブルン宮殿には、映画「サウンド・オブ・ミュージック」で使われた「ガラスのテラス」があります。
長女のリースルが「私は16歳、もうすぐ17歳」を歌ったところです。
このテラスでリーズルとロルフが踊ったシーンが、子供心にとても印象的で、脳裏によみがえってきます♪♪~
▲ヘラブルン宮殿の公園を散策
▲日本の伝統的な土塀に似た塀が両サイドに・・・。
土塀は日本や東南アジアのイメージだったので、ザルツブルクで見るのは不思議な感じ・・・!
公園内は広々としていて、池や並木道が続き、静かな癒し空間でした。
▲旧市街の街並み
お店は、1軒1軒、可愛い看板がかかっています。
バスで中央駅まで行き、旧市街をぶらぶら歩き、スーパーマーケットで買物してホテルに戻りました。
【今日のひと言】
今日は、ウンタースベルグ山とヘラブルン宮殿に行き無事終了!
はじめてのザルツブルクで、天気はイマイチでしたが、気分はハイテンション!
やっぱり、ザルツブルクは想像どおり素敵な街です。
街の一番高い場所に白亜の要塞が聳え、街には教会や大聖堂、そしてザルツァッハ川が流れている。
静かな中世の街並みです。
そして、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地。
最後の山越えのシーンである「ウンタースベルグ山」と
リーズルとロルフが踊った「ガラスのテラス」を
この目で見ることができ感激!
子供の頃からの夢が叶ったことに感謝です!(^^)!
ザルツブルクについて
ザルツブルクは、オーストリア中北部の都市で、同名のザルツブルク州の州都である。ドイツ語で特に区別して表記する場合、ザルツブルク市はStadt Salzburg、州はLand Salzburgとする。
郡に属さない憲章都市(Statutarstadt)であるが、ザルツブルク=ウムゲーブング郡 の郡庁が置かれている。
旧市街と歴史的建造物は、1996年ユネスコ世界遺産に「ザルツブルク市街の歴史地区」として登録された。(ウィキペディアより抜粋)
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