60代の女子旅!奈良ホテルから人力車で巡る晩秋の大和路!

2016/12/16

晩秋の大和路を、60代の気ままな女子ふたり旅に出かけました。

ノスタルジックな雰囲気の奈良ホテルに宿泊。

奈良まちの「梁山泊」で美味しい会席料理。

人力車で古都奈良の晩秋を巡りました。

悠久の時を感じる奈良ホテル

関西の迎賓館と云われ、国賓・皇族の宿泊する迎賓館に準ずる施設となっていました。 本館の建築には、東京駅や日本銀行本店などを手掛けた建築家 辰野金吾氏が担当し, 雅な大和の街並みとの親和性も高く、瓦葺き建築で、内装は桃山風の豪奢・華麗な意匠で、重厚感溢れ、和洋折衷の美しい佇まいは今も変わらず魅力的です。 建築後は、時代にも翻弄された歴史があり、ただどの時代の人たちも変わらず、このホテルを残そうという思いは、今に引き継がれています。

奈良ホテル公式サイト


人力車で巡る古都奈良の景色

奈良ホテルから浮見堂へ

やまと屋の俥夫「しゅんちゃん」の人力車で、奈良ホテルを出発!

離れの宿「江戸三」

明治四十年創業の数寄屋風の離れが点在する奈良情緒たっぷりの料理旅館です。

江戸三公式サイト

コテッジ風の和風離れの宿には、鹿が遊びにきたり。ここで過ごすだけで、奈良に来た雰囲気を十分に味わうことができそうです。


のんびりと過ごす鹿さん。

浮見堂

奈良公園・鷺池に浮かぶ檜皮葺き(ひわだぶき)、八角堂形式(六角形)のお堂です。 水面に写る姿が美しく、水辺の憩いの場となっています。

「やまと屋」しゅんちゃん、満面の笑み!

やまと屋公式サイト

浮見堂から水谷茶屋へ

飛火野(とびひの)

「とびひの」という地名の由来は、その昔、春日の大明神が鹿とともに春日大社にお着きになった時、足元が暗いのでと、お供の八代尊が出した火が消えずに飛び回ったとする伝説が由来だと言われています。
春日大社の表参道から南に広がる緑地で、楠の巨木の他、ところどころに桜、フジ、カエデ、ナンキンハゼが立ち並び、四季折々の景色を楽しませてくれます。

奈良春日野国際フォーラム

水谷茶屋に到着

水谷茶屋

昭和23年創業。春日大社の北参道の入り口を流れる水谷川の対面に位置し、大正初期に建築された茅葺き屋根と柱をそのままに、店舗として改装し、現在の姿に至っています。店舗周辺には、楓が群生し、夏は鮮やかな緑と川のせせらぎが暑さを忘れさせ、秋には紅葉が見る者の目を奪う。街の喧騒から離れ、大変癒されます。

水谷茶屋ホームページ

ここからはゆっくり歩いて散策

奈良公園

概要

●明治13年(1880年)2月14日開園。
●大部分が国有地で、奈良県が無償で借用し管理している。
●都市公園としての正式名称は「奈良県立都市公園 奈良公園」という。
●総面積は502ヘクタール。周辺の興福寺、東大寺、春日大社、奈良国立博物館、なども含めると総面積はおよそ660ヘクタール(東西約4キロメートル、南北約2キロメートル)に及ぶ。通常はこの周辺社寺を含めたエリアを”奈良公園”と呼ぶ。
●公園内には多くの国宝指定・世界遺産登録物件が点在している。
●奈良の大仏や鹿(約1100頭)は国際的にも有名で、奈良観光のメインとなっている。
●春には桜の名所として、日本さくら名所100選に選定されており、浮見堂周辺で花見を楽しむ人も多い。
●塀・柵・門などがなく入園料も不要なのでどこからでも、いつでも(365日・24時間)散策することができる。

奈良公園と鹿

公園内の大部分は芝生に覆われ、約1200頭に上る鹿が徘遊する。この鹿は奈良公園や周辺に生息する、国の天然記念物に指定されている野生動物である(=所有者はいない)。鹿は奈良の観光資源の一つでマスコット的存在であり、様々な鹿を意匠した土産物の販売や、1671年(寛文11年)に危険防止と樹木の保護のために始まった伝統行事の「鹿の角切り」や、ホルンで鹿を集め餌をやる「鹿寄せ」というイベントも行われている。また奈良公園の鹿は餌をもらう際にお辞儀をすることでも著名である。奈良公園の独特の植物の景観を作る働きもしている。
この公園に鹿がいることには以下のような由来がある。
鹿は春日大社の神使であり、春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が神鹿に乗ってやってきたと伝えられる(春日大社は鹿島含め3社の分霊)。それゆえ、奈良公園の鹿は古くから手厚く保護されてきており、不慮の事故も含め、殺めると厳しい刑罰を受けた。伝説によると誤って文鎮で鹿を殺してしまった子供が鹿の死骸とともに生き埋めとなり、その墓が奈良公園周辺に残っている。今でも地元の住民は鹿に愛着の念と共に畏敬の念を併せ持つといわれる。(ウィキペディアより


黄金色に輝く落ち葉の中にいる鹿!なんとも、幻想的な風景でした!やっぱり鹿は、神の使いか!

東大寺

●東大寺は、華厳宗大本山の寺院である。
●奈良時代(8世紀)に聖武天皇が国力を尽くして建立した寺である。
●「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とし、開山(初代別当)は良弁である。
●「大仏さん」の寺として、古代から現代に至るまで広い信仰を集め、日本の文化に多大な影響を与えてきた寺院である。
●聖武天皇が当時の日本の60余か国に建立させた国分寺の中心をなす「総国分寺」と位置付けられた。
●東大寺は1998年に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。(ウィキペディアより

東大寺公式サイト

春日大社

●中臣氏(のちの藤原氏)の氏神を祀るために768年に創設された奈良県奈良市にある神社。旧称は春日神社。
●神紋は「下がり藤」。
●全国に約1000社ある春日神社の総本社である。武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使とする。
●ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されている。(ウィキペディアより)

春日大社公式サイト

奈良ホテルに帰ってきました。

奈良まち「梁山泊」で夕食

奈良まちにある「梁山泊」は、田舎風のゆっくりくつろげるお店でした。見た目も美しい品のある、古の都にふさわしい会席料理でした。どのお料理も美味しかったよ!

梁山泊ホームページ

今日のひとこと

悠久の奈良の都に思いを馳せ、人力車で巡る晩秋の奈良の景色は、時の流れを忘れさせてくれるものでした。人通りの少ない飛火野は、鹿たちが優雅に歩き、戯れ、絵画の世界に迷い混んだような感覚になりました。前日の大雨で、残念ながら紅葉は落葉してしまいましたが。人力車の俥夫しゅんちゃんの案内は、はじめて聞くお話が多く、とても新鮮で勉強になりました。有意義な人力車体験でした。
奈良ホテルは、100年の歴史の重みを感じるホテルでした。一度は泊まってみたかったホテルです。
子供の頃に、遠足で奈良公園や東大寺に行った記憶はありますが。今、再び奈良を訪れ、ゆっくりと時間が流れる奈良の魅力を味わうことができました。感慨深い奈良の女子ふたり旅でした(ー_ー)!!

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