2018/01/05
映画「ギフテッド」:孫の誕生日に観て想う!
2018年最初の映画は「ギフテッド」を観ました。
新春にふさわしい感動作でした。
【おおまかなあらすじ】
7歳のメアリーと彼女の叔父である独身のフランクと片目の猫フレッドとの愛情溢れる物語です。
2人と1匹の家族は、フロリダで毎日楽しく暮らしていました。
メアリーは、天才的な数学の才能を持つ少女。(ギフテッド)
フランクは、亡くなった姉(メアリーの母)からメアリーを託され、6年半育ててきました。
縁を切ったはずの祖母エブリンが現れ、孫のメアリーに英才教育を受けさせようとします。
フランクはあくまでも、メアリーを特別扱いせず普通に育てようとしますが。
それは天才数学者だった姉の願いでもあったからです。
メアリーをめぐって、母と息子が裁判を起こします。
メアリーにとっての幸せとは何なのか・・・・?
一番印象的だったシーンは、
メアリーが父親に捨てられたとわかって泣き喚いた時、フランクがメアリーを産婦人科の待合室へ連れて行くシーンです。
それは、赤ちゃんが生まれた時にみんなが喜ぶ場面を見せてあげたかったから。
メアリーが「自分が生まれた時も、みんながこうして喜んでくれたの?」
と聞く一言は、メアリーの心の叫びのようで、
フランクが「そうだよ!」
と答えた時の、メアリーの安堵した嬉しそうな笑顔を見て、号泣してしまいました!
偶然にも、今日1月5日は、私の孫の6歳の誕生日です。
6年前、病院の待合室で、今か今かとドキドキしながら、待っていた自分の姿と重なり、涙が止まりませんでした。
産まれてすぐの孫を抱いたときのあの感動!
まだ、お猿さんような真っ赤な顔で、何もかもがミニサイズ。
文句なしに、ただただかわいい~。
6歳になった彼は、毎朝5時に起きてゲームに熱中している様子。
やっぱり、血は争えないねぇ~!息子そっくり!
「生まれて来てくれてありがとう!」
親にとっても、子供にとっても、この一言が一番大切のような気がします。
メアリー役のクリス・エヴァンスは、ちょっと生意気でキュートで、彼女の演技力は天才的。
まつ毛が超長くてとってもかわいい!
フランク役のマッケンナ・グレイスは、やっぱりかっこよすぎです!
メアリーとフランクの二人の会話は、リズミカルで信頼しあっている大人同士のようでした。
隣人役のオクタヴィア・スペンサーは、『ドリーム』でもひときわ輝いていましたが、今回もいい味だしてます。
これから成長していく孫たちのことを想い浮かべながら、
もし、孫がメアリーのような天才(ギフテッド)だったら、私も祖母エブリンのように英才教育を受けさせるかなぁ?
とか、ありもしない想像を巡らせ観てしまいましたが・・・。
私の願いはただ一つ。
『孫達がいつも元気で笑顔でいてくれれば、それだけでいい!』
孫の誕生日に、そんな思いにさせてくれる映画でした。