2018/12/04
関西圏ではお馴染みの金剛山ですが。
大阪で育ちながら、今回が初めてのトレッキングです。
奇しくも今日は母の命日。
1年前の今日、旅立ちました。
兄と二人で金剛山に登るのがなんか不思議な感じ・・・。
落ち葉に覆われた登山道。
一歩一歩踏みしめながら、母を偲びました。
夜中に降った雨が嘘のような良い天気・・・。
サクッ、サクッ、と落ち葉を踏みしめる音に、
心も軽やか・・・。
晩秋の金剛山を満喫するひとときでした。
金剛山って?
♠金剛山は、大阪府千早赤阪村と、奈良県御所市との府県境にある山。
♠標高は1125mで、二上山や葛城山の連なる金剛山地の主峰。
♠金剛山を含む金剛山地は、大阪・奈良・和歌山の3府県を跨いだ、金剛生駒紀泉国定公園に含まれている。
♠日本二百名山。
おすすめポイント
♠大阪市内からのアクセスが良い。
♠登山道が整備されていて歩きやすい。
♠森林浴を楽しめる。
♠金剛山地・大阪湾・大峰山系まで見渡せる。
♠独自の登山回数記録システムがある。
♠健康登山の山として有名。
朝の出勤前や、夕刻の退勤後に、毎日欠かさず登山をするという人も多いそうです。
金剛山トレッキング
金剛山頂への主な登山ルートは、2コースあります。
♦金剛山登山口~千早本道~頂上(約3Km)
♦金剛山ロープウェイ前~伏見林道~頂上(約4Km)
今日は、千早本道ルートを登りました。
下りは、千早城趾に立ち寄り、難攻不落の城を体感しました。
頂上まで約1時間30分。
▲駐車場に車を停めて、いよいよ出発です。8:50
▲この登りの木道が、ひたすら続きます。9:17
ゆっくりゆっくり登っていきます。
サクッ、サクッと落ち葉を踏みしめる心地よい響き・・・。
▲早朝から登って、下山する何人かの人達と出会いました。9:20
皆さん、活き活きとしていて、勢いがあります。
ほとんどが、シルバー世代の方ですが。
毎日、登っている方もいるんだろうなぁ~!
これぞ、シルバー人体改良計画には打ってつけのトレーニングです。
4月に大台ケ原へ行った時は、少しの上りでも息切れしてたけど。
今回は、変化なし。大汗はかいたけど・・・。
これは、やっぱり、トランポリンエクササイズの効果のあらわれか!
▲五合目までやってきた!9:37
あと、1.4kmや~!
▲金剛山頂に到着!10:18
気温は5℃!
さすがに1,000mまで登ってくると、寒い寒い!
でも、体は汗でびっしょり!冷たい風が気持ちいい~!
▲雲がかかって、眺望はちょっと残念ですが・・・。
この達成感と爽快感は、登ってみないと味わえない!
ほんま、山はええなぁ~・・!
▲金剛山転法輪寺へお参りして、『展望台』の方へ向かいました。
▲山頂付近には、『展望台』や『ちはや園地』『星と自然のミュージアム』などがあり、ファミリーでも楽しめます。
また、「香楠荘」という宿泊施設やキャンプ場もあります。
(出典:千早赤坂村観光協会HP)
▲『金剛山ロープウェイ』に乗れば、わずか6分で標高975mの金剛山駅へ!
・全長1323m、高低差267m、
・日本で唯一の村営ロープウェイです。
・金剛山地、大阪湾の景色を楽しめます。
「香楠荘」の展望レストランで、かつ丼をいただき、食後のコーヒーでいっぷく。
そろそろ、下山することにして出発。
▲ダイヤモンドトレール
ダイヤモンドトレールは、1970年に大阪府が整備した長距離自然遊歩道の名称です。
金剛山も、コースの一部に含まれています。
全長約45Kmで、屯鶴峯 – 二上山 – 大和葛城山 – 金剛山 – 岩湧山 – 槇尾山 のコースです。
▲ロープ―ウェイで上がって山頂に向かう場合は、この道から入ります。
りっぱな杉木立が続く道は、なんか神聖な雰囲気が漂っています。
まさに、パワースポットか!
▲樹齢約500年の仁王杉は、一段とパワーを感じる!
▲「葛木神社」にお参りしてパワー全開!
▲しばらく歩くと、山頂付近に戻ってきました。
気温は、まだ5℃ですね~。13:02
登山回数記録名簿の看板が並んでいます。
1万回以上の人も何人かいました。めちゃすご~い!
ここからは、登ってきた千早本道を下っていきます。
▲途中、千早城趾への分岐点があり、千早城趾へ立ち寄り下山しました。
▲千早城は、難攻不落の城と言われていますが。
来てみて、ほんとに納得です。
標高673mに本丸。三方は急斜面。東方だけが金剛山へと通じる尾根。
自然の地の利を生かした堅牢な山城です。
(千早城の記事はこちらから)
駐車場に着いたのは、14:40。
全行程、約6時間のゆったりとしたトレッキングでした。
いい汗かいて、気分もリフレッシュ!
来年は、大峰山へ行こうという話になり帰途につきました。