2017/07/28
『果物の女王』と言われるマンゴスチン。
東南アジア原産で、日本では栽培に成功していないそうですが。
はじめて食べたマンゴスチン。
やわらかい果肉・ほどよい甘みと酸味のあるデリケートなフルーツでした。
マンゴスチン
概要
♠東南アジア原産
♠「果物の女王」と言われるトロピカルフルーツ
♠劣化しやすく、賞味期間が短い
♠東南アジア・南アジア・中南米で栽培されている
♠輸出国としてはタイが有名。
♠ヴィクトリア女王をはじめヨーロッパ人に好まれた風味の果実
♠現在、日本では栽培に成功していない。
歴史
♣原産地であるマレー半島を中心に東南アジアでは古くから栽培されていた。
♣現在では、フィリピンやタイ、ハワイ、カリブ海諸島や中南米といった熱帯・亜熱帯地域で栽培が行われている。
♣日本では植物検疫法の関係で冷凍果の輸入だけが許可されていたが、2003年からは生果の輸入も解禁された。
栄養と効能
♦おもな栄養成分(可食部100g中)
ビタミンB1(0.11mg)、マンガン(0.35mg)
♦炭水化物を分解してエネルギーに変換するビタミンB1と、骨の形成に役立つマンガンがやや多め。
♦マンゴスチンの外皮に含まれるポリフェノールの一種のキサントンに、がん抑制効果があることが発表された。
保存方法
♦乾燥を避けるため少し湿らせた新聞紙などで包んで冷蔵庫で保存。
♦あまり日持ちしないので、買ってから3~5日以内に食べよう。
特徴
♠果皮が赤紫色でかたく、大きさは4~6cmほど。
♠果肉は乳白色で5~6の房に分かれていて、それぞれに大きめの種が入っている
。
♠味は上品な甘酸っぱさでジューシーな味わい。
♠マンゴスチンは雌だけで繁殖できる「単為生殖」が可能な植物で、発見されたときから何世代も雌のクローンが生まれ続けていて個別の品種はない。